アロン化成 総合カタログNo.21
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給水栓継手に給水栓・化粧鋼管・ザルボを接続する場合には、過度の締め付け力によって給水栓継手から漏水や給水栓継手が破損することがあるので、「給水栓継手の標準締め付けトルク」にて接続してください。 給水栓の取付位置を調整するためにねじ込みを戻すと、ねじ接続部から漏水することがあります。ねじ込みを戻す位置調整はしないで、やり直してください。 高温になる厨房等で使用すると、接合された給水栓などから外部熱の影響を受け、樹脂部が軟化し水圧等の応力によって変形(膨張)し、漏水に至る場合があるので注意してください。 ねじ接続にあたって、給水栓用継手にパイプレンチを掛けると、継手を傷つけたり、過大な力が掛りやすいため破壊・漏水の原因になります。 有機溶剤を含む液状シール剤を使用すると、材料劣化により漏水に至る場合がありますので注意してください。 使用環境によっては、クレオソート、白蟻駆除剤などの有機溶剤と接触する場合があり、ソルベントクラック等により漏水に至る場合がありますので注意が必要です。 現場でネジ切り加工を施した鋼管を、給水栓継手に直接ねじ接合しないでください。熱伝導熱熱熱433■ 接続における注意

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