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2023/07/03

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取付け管補修に番線巻き不要で施工品質U P!ヒューム管・陶管用QE支管

下水道の老朽化と課題について

下水道は都市の生活にとって欠かせないインフラですが、その老朽化は深刻な問題となっています。

これらの老朽化した下水道を放置すると、健康や環境に悪影響を及ぼし、持続可能な社会を妨げる要因になります。

 

まず、下水道の老朽化が引き起こす課題について見ていきましょう。

国土交通省によると、2022年3月末の時点での日本の下水道の総延長約49万kmのうち、標準耐用年数50年を経過した下水道は約3万Km(総延長の約6%)もあります。

また、耐用年数を超過した下水道は10年後には約9万km(総延長の約18%)、20年後は約20万km(約40%)と今後は急速に増加していきます。

 

これら老朽化した下水道では漏水や浸水が発生しやすく、下水が地下水や地表水に流出することがあります。これにより、水質汚染や疾病の感染リスクが高まる可能性があります。

また、国土交通省「ストックマネジメントについて」によると下水道管路に起因する道路陥没は年間約3,300件発生しており、人や車が落下する重大な事故に発展する場合があります。


グラフ出典:下水道の維持管理(国土交通省ホームーぺージ)
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/crd_sewerage_tk_000135.html

下水道の老朽化と課題について

ヒューム管・陶管における取付管補修の課題は「管圧」と「番線」

老朽化した下水道が増加していることで、ヒューム管・陶管への取付け管補修工事の件数も増加しています。
弊社へも工事の省力化、スピード施工をしたいとのご相談を多くいただいており、番線不要でスピード施工が可能なことでご好評をいただいている「塩ビ管用メカニカル支管『QE支管』」のヒューム管・陶管用のご要望を数多くいただいておりました。
しかし、塩ビ管とは違い
ヒューム管・陶管への取付け管補修工事には下記の課題があります。

【ヒューム管・陶管への取付け管補修工事の課題】
・既設支管撤去後の取付け孔が不均一で大きい
・コンクリート跡や傷で表面に凹凸があり、接合面の状態が悪い
ヒューム管・陶管は寸法交差が大きく、管圧が現場ごとにバラバラ

・管更生されており、本管の管圧が不明

・管路の下にコンクリート基礎があり、掘削できず番線が巻けない

ヒューム管・陶管における取付管補修の課題は「管圧」と「番線」

ヒューム管・陶管用QE支管の特徴

これらの課題を解決する製品として、アロン化成は「ヒューム管・陶管用QE支管」を開発しました。
大型固定ツメとワイヤー巻取り構造の本体に、あえて接合剤仕様を採用したことでヒューム管・陶管への取付け管補修工事のスピード化と省力化、安心・確実な施工を両立しています。

ヒューム管・陶管用QE支管の特徴
・番線を使わないので掘削量が最小です
・大型固定ツメ採用により、大型・不均一な補修後の孔に対応します
・ワイヤー巻取り構造により、管圧のバラつきや管更生後の管圧変化に対応します

・あえて接合剤仕様を採用することで、管表面の凹凸に対応します(接合剤は別売です)
・圧着ハンドルで最終圧着することで、番線を使わずに番線同様の接合剤圧着を実現しました
 

ヒューム管・陶管用QE支管の特徴

「ヒューム管・陶管用QE支管」の紹介動画・パンフレットはこちらから

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