非常時に、人力で簡単に排水配管を切替可能!
1995年1月の阪神・淡路大震災において、官庁施設は多くの被害を受け、災害対策活動のみならず
行政サービスの提供にも重大な支障が生じ、防災拠点としての機能を果たせなかった事例もみられました。
この震災を契機に1996年に制定された「官庁施設の総合耐震計画基準」(現「官庁施設の総合耐震・耐津波計画基準」)では、
大地震動後の官庁施設の果たすべき機能に応じ、排水機能の確保が求められています。
「切替マス」は、その対応として設置された汚水貯留槽に容易かつ確実に排水管路を切り替えることができる製品です。
「官庁施設の総合耐震・対津波計画基準」平成25年版(国土交通省大臣官房官庁営繕部)より抜粋
取手を回転し、「インパートプラグ」の向きを変えるだけで切替完了
スライド板構造の採用により着脱時の抵抗低減、シールリングのねじれを防止します。
プラグフックを用いた管路切り替え操作のご紹介
管路はすべて差口。VU管・VP管どちらでも逆段差なく接続できます。
継手と組み合わせ省スペースで配管パターンに対応できます。
「インパートプラグ」の抜き差しのみで管路を切替可能です
非常時でも「インパートプラグ」はマスに内蔵可能です
※ESC-T VP 200-350を除く
「インパートプラグ」の越流防止板で 切替側への流れをサポートします
※ESC-T VP 100×150P-300は切替側の150差口です