アロンマス 総合カタログ20
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4滑剤の塗布滑剤を刷毛で、挿し込み標線まで塗布する。特に面取り部には十分に塗布してください。また、受口ゴム輪内面にも塗布してください。滑剤は、メーカー指定品を使用し、滑剤のかわりに油、グリース、石けん等の使用は絶対避けてください。滑剤塗布後は、土砂などが付着しないよう注意して接合してください。1ゴム輪の装着ゴム輪をはずし、ゴム輪、ゴム輪溝及び挿入管端をウエスで清掃してください。特にゴム輪背面に砂などの異物が付着したまま挿入すると漏水の原因となるので、ゴム輪溝をよく清掃してください。ゴム輪外面を水で濡らしてゴム輪を上図にようにハート形にしてゴム輪溝にはめ込んでください。(水のかわりに石けん水、滑剤などを使用しないでください。)この時、ゴム輪に方向性があるので前後をまちがえないように良く確認をして装着してください。5管挿入器の取り付け管対にチェーンクランプを巻き付けます。シメールのワイヤの先のフックをチェーンクランプの環にはめ込みます。2管端の面取り管を切断するときは、まず管の切断面の全周に沿ってマジックインキなどを使用して、切断線を記入する。このとき切断線が、管軸に対して直角になるよう、上図のような端面のまっすぐな巾のあるけがきテープなどを巻きつけて切断線を記入する。次に、比較的目の細かいのこぎりで切断線に沿って切断しバリを除く。切断面の面取りは、右図のように管端面を面取り機などで行う。このときバリなどのないように注意すること。6挿入管軸を合わせ、2本の標線の間まで挿入してください。3標線の記入管端の仕上げができると、挿入長さを表わす標線をマジックインキなどで記入してください。なお、標線は、下図のとおりとし、できるだけ管の全周にわたって記入してください。7接合部の確認管挿入後、全円周にわたってゴム輪が正常な状態かどうかチェックゲージで確認してください。もしもチェックゲージが規定の長さ以上に入る場合は、ゴム輪が溝から離脱しているので引抜き後、ゴム輪を正常な状態にして再度挿入してください。2/tt513433万が一管・継手が破損した場合、重大事故(怪我)に繋がる恐れがあります。ゴム輪挿し口端の面取り標線の入れ方5滑剤塗布幅切断線の記入[注意事項]1.ゴム輪、ゴム輪溝に土砂が付着していると水漏れの原因になりますから注意してください。2.ゴム輪を前後間違えて装着しないでください。また、ゴム輪溝には滑剤を塗布しないでください。3.挿入には必ず専用の滑剤を使用してください。油、グリースはゴム輪を傷めますから使用しないでください。4.曲がった状態での無理な挿入は、ゴム輪の損傷、離脱の原因になりますから避けてください。5.はさみのようなせん断機(パイプカッター)による切断は行わないでください。管端が白化あるいは変形破損するおそれがあります。6.接合に際しては、かけやなどで無理にたたき込んだり、重機のバケット等による挿入をしないでください。7.塩ビ管を切断する場合、使用する工具によっては切断面が茶色く焦げることがありますので、ご注意ください。8.施工後、通水試験は必ず水圧で行ってください。空気圧では絶対に実施しないでください。約15°この面に沿って記入する滑剤使用量(参考値)サイズ501001051ヵ所当り使用量備考:この使用量は一つの目安を示すもので、備考:実際の接合作業にはこのほかにロスを備考:見込む。757150202002525035単位:g30050挿し込み標線長さサイズ75120ℓ050107100132150152200175斜線部に滑剤を塗布する単位:mm300250214194ℓ0■ RR(ゴム輪)接合の手順●RR接合●

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