No.330℃に近づくと要注意!?
高齢者の“室内”での熱中症対策!

今年は特に熱中症に警戒を!

連日、猛暑が続く中、よく目にするようになったのが熱中症で救急搬送されるというニュースです。今年は昨年と比較して、救急搬送される件数が多い傾向にあります。9月頃まで油断できない時期が続くため、これからしっかりとした注意と対策が必要です。

熱中症患者の半数以上が高齢者!

発生場所で最も多いのは「住居の室内」!

グラフ:熱中症患者の年齢別割合:少年9.6%、成人33.3%、高齢者56.3% グラフ:熱中症の発生場所:その他6.2%、道路17.5%、教育機関5%、仕事場14.2%、公衆(屋外)11.1%、公衆(屋内)6.6%、住居39.4%

熱中症は、どの年代でも気を付けなければなりませんが、とりわけ高齢者の熱中症はとても多く、熱中症患者の約半数が高齢者(65歳以上)となっています。これは、体温を下げる機能が低下しているという高齢者の身体的な特徴が大きく関係しています。
また、熱中症といえば、その多くが炎天下の屋外で発症していると思いがちですが、実は最も多い発症場所は「住居の室内」です。外気温が高くなると、思った以上に室温も上昇します。しかし、そのことに気づかない人が多いからです。

知っておきたい室内での熱中症対策!

熱中症の発症が多くなるのは、6〜9月の中でも外気温が28℃以上の日、午後12時から15時の間です。自宅にいても安心せずに、こまめな水分補給、エアコンなどでの室温調節、通風の確保など、しっかりと暑さ対策をとりましょう。
また、昨今は省エネや節電の話題が多くなっていますが、高齢者や体調に不安のある方は無理のない範囲での省エネ・節電を心掛けてください。

<熱中症対策チェックリスト>

  • 部屋の温度は28℃以上にならないように
  • エアコンや扇風機を上手に使う
  • 涼しい服装を心がける
  • 部屋の風通しをよくする
  • こまめな水分補給

要介護の高齢者が水分補給をためらう理由とは?

介護を受ける高齢者であっても、こまめな水分補給、室温調節といった熱中症対策の基本は同じです。しかし、歩行が不安定な高齢者の中には、水分を摂るとトイレが近くなることから、水分補給を我慢してしまう人がいます。
身体に必要な水分の補給を我慢すると、熱中症のリスクが高まって非常に危険です。ただでさえ、高齢者はのどの渇きを感じにくいため、意識的に水分を摂る必要があります。

ポータブルトイレがあれば水分補給も安心!

夏場も高齢者が安心して生活できるよう、尿意を感じたらすぐにトイレができる環境づくりを行いましょう。そのために取り入れたいのが、お部屋の中に設置できるポータブルトイレです。

持ち運びができる簡易型のトイレであるため、高齢者の使いやすい場所に設置できます。尿意があって座位がとれるのであれば、積極的にポータブルトイレを使いましょう。失禁の心配が解消され、積極的に水分を補給できるようになります。

介護を受ける高齢者にとって、ポータブルトイレは熱中症対策にも役立つスグレモノと言えるでしょう。

ポータブルトイレの種類

軽量でお手入れも簡単な<樹脂製>と、室内に置いても違和感がなく安定感もある<家具調>があります。また、暖房便座、脱臭機能、温水シャワー機能などを有した高機能なポータブルトイレも。利用される方の症状や体格、住環境などに応じて様々なタイプから選ぶことができます。

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